国というシステムをお金から考える
人が国に飼われているとしたら、どのように見えるだろう。
- 子供(0〜20歳)は国がお金を払う時代。
- 大人(20〜70歳)になると税金という名目で国がお金を取る。
- 老人(70〜90歳)になると国がお金を払う。
20年かけて育てて、その後も50年、稼ぎの一部をもらい、最後20年は還元する。個人にフォーカスしてみると、稼ぎが多い人や生活が大変な状態になる人などの差はあるけれど、結局はこのシステムに則って社会が構成されてて国がある。
国が経済的に発展するために
間違えなく、税金による収入が多い方が経済的に発展します。そのように考えると、国民の数は多い僕が良いし、税金は高い方が良い。ただ現状出生率は下がっているし、その結果、税金の負担は増えています。そうする当然生活は苦しくなるし、子供は作りにくくなります。それが、負の連鎖でどんどん苦しくなってきます。
生産性を上げる
国民が減り続ける状態で、現状を維持するもしくは経済的に発展するには、生産性を上げる方法が考えられます。そのためには徹底的な効率化が必要です。細々とした些細なところは経済合理性が無いことが多いので、それらは切り捨てて、お金が発生しやすい、利用者が多いものに予算をかけていきます。 また、教育も非常に大切です。諸外国で教育水準をあげたことにより発展を遂げた例がたくさんあります。
フィンランドの教育
フィンランドは先生が医者や弁護士と同じように人気の職業です。また、先生になるには大学院まで出る必要があります。そうして人をどう育てるかを学んだ人が教育者として子供を教え導きます。
人間心理から考える最適な予算配分
まずは社会として、死の恐怖を取り除く
まずは、医療、死なない社会を作ることが第一です。これがあるから安心して国で生活ができます。ただし、いつでも医者にかかって治るという意識では予算が青天井になってしまうため、予防医療を含めて、一生にかかる医療費を低減するような検診などのライフプランを設計します。
続いて教育水準を上げる
どのような人になるか、全ては教育にあります。教師の質を上げて、人生が楽しいという子供がたくさん増えることで社会がより生きてみたいものに変わっていきます。
グローバルにいいとこ取りをする
今後、一国に止まって生活するという概念自体が古くなるかもしれません。そうなったなら、一番教育費をかけている国で生活して、税金が低く給料が高いところで稼いで、医療保証があるところで老後を過ごすのが良いでしょう。